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2020年8月

自社工事の住宅新築工事も、もうすぐ外部足場を外すので、外装の最終チェックをしてきました。外部(外壁)の箇所で、見落としなのが外壁へ取り付けてある外部フードや外部コンセントの防水処理です。

第三者検査へ伺う現場でも、大抵の現場で処理が甘いところがあります。これらの部材の殆どが、サイディング屋さんの工事が終わった後に、電気屋さんが取り付けるので、部材の周りにクリア(透明)なコーキングを電気屋さんが塗って終わりです。論外なのは、某全国展開している住宅会社では、私が伺った検査の時に防水処理がされていなかったので、指摘をしたら、当社は全国的にしませんと言われ、何故?と聞くと、お客さんが点検をできるようにするためですとの答えでした。あんな2階の高いところをお客様がなんのために点検する必要があるのですか?と問うたら、黙ってましたが、当社の決まりです。と、、外装協会ではしっかり防水処理するのが決まりですが、でも、とにかくやらない会社もありました。ここまでコストを省く必要がどこにあるのか?あきれた事を思い出します。

防水処理をしている現場でも、大体電気屋さんが使用しているコーキング材は内部の水回り用がほとんどで、とても温度差や雨水に強い外部用でない事が多いです。そこまで確認していない建設会社やハウスメーカーが殆どではないでしょうか?

外部に多く使用されているサイディング壁はジョイントのコーキングの材料、施工が命といっても間違いではありません。同じように外部に取り付けられる部材の周囲の防水処理も同様のレベルで施工されないといけません。

細かいところですが、そのような細かいところにも、当たり前の事として気を配ってくれる会社を選ぶ目安にされると良いと思います。

換気フード周囲も外装用コーキングをプロがする必要があります。↓

外部コンセント周囲もしっかりと防水処理が必要です↓

新型コロナ最中で、商品納期の遅れなどの中なかなか大変だったですが、一戸建ての中古住宅購入された若夫婦様ご依頼の全面リフォーム工事が終了しました。最近は全面リフォームをリノベーションとか言う事が多くありますけど、リフォームはリフォームですから横文字でいかにもって営業トークはどうかな?って思ったりしています。

購入時のインスペクションからのご依頼でしたので、いろいろ間取り変更の希望はありましたが、リフォームに於いて一番大切な事は、構造上可能な事と、絶対にやってはならない事をプロとして判断して助言し適切な計画をする事だと思います。なんとか無事に終了して良かったです。幸多い新生活をお祈りいたします。

キッチン工事前

キッチン工事後

洗面工事前

洗面工事後

浴室工事前

浴室工事後

一ヵ月以上にはなるであろう、トイレの水漏れ。コロナ過でもあるし、梅雨時期でもあるしで、いつもお願いしてる設備屋さんにも、声はかけづらく、躊躇して、見て見ぬふり。日に日に、大変なことにもなってきたので、お願いして来て頂きました。床給水のトイレなので、水が溜まってるのは、床でタイル張りにしているトイレの床を壊すと、読んでましたが・・・結露してる と言われ、冬ではないので、結露は違うよっ! っと反論。 水が出ている場所を探した結果、水漏れしてたのは、床ではなく ナットと留めているパッキンでした。いつもなら、床から水が上がってくるとは、考えもしないのに、今回は、日に大量の水が上がってくる~~ っと、思いこんでしまった。いつもなら、パッキン交換お願いね~~って、言ってるのに。。。 思い込みって怖いものです。冷静さを取り戻した感じがします。タイルの床を壊さなくてよかったし、結果オーライで!様子見になりました。お家でも職場でも、もし、床に水が溜まるようなことがあったら、パッキンかもしれませんね!

大分消耗しているのがみられます。これで ひとまず安心です!